MACのネットワークドライブが最新情報に更新されない問題の対処がやっと判った
NASなど、LAN内の共有ドライブに対して、MacintoshのFinderでアクセスすると、
最新情報が表示されないことに何年も悩まされてきた。
だってmacって、フォルダの「最新の情報に更新」機能がないんですもの。
ネットワーク内の複数PCでファイル共有していると、これがかなりネックで、
Windowsで置いたはずのファイルが相手のMACからは見えないし、
削除や名前を変えたファイルは、いつまでも元の姿のまま見えていたりして
当然クリックしても開けないし、まるで蜃気楼のごとし。
過去には「Refresh Finder」のような、
更新ボタンをFinderに追加するツールもあるにはあったけど、
macはOSバージョンが上がると、結構な確率で過去のツールが使えなくなるという
大胆不敵なつくりをしているので、これもやがては使えなくなった。
しょうがないので、強制的にフォルダ情報を更新させるために、
必要のない新規ファイルを作成して放り込んだりして対処していたんだけど、
このほど現実的な対処法がようやく判明した。
1.macに管理者権限を持つユーザーでログインする
シングルユーザーであれば、たいがい管理者になっているはずです。
2.finderを開く
3.shift + command + G ボタンを押し、出てきた小窓に「/etc」と入力する
4.表示されたフォルダに、下のリンク先のファイルをダウンロードしてドロップする
nsmb.conf
おしまい。これだけ。
※注1 滅多にないけど、ファイルをドロップしようとすると上書き警告が出る場合は
テキストエディタで元からあるnsmb.confの記載末尾に、
ダウンロードしたnsmb.confの記載内容をまるまる追記してやってください。
※注2 /etcフォルダが表示されない場合や、ファイルをドロップできない場合は、
ログインしたユーザーが管理者権限を持っていない場合です
ググってユーザーに管理者権限を頑張ってつけてください。
ちなみに、設定ファイル「nsmb.conf」の記載内容は以下のたった2行。
いちいち上のようにダウンロードファイルを用意してやるほどの内容ではない。
[default]
dir_cache_max_cnt=0
要は、macはワザとSMB接続しているものに対し、
起動して最初に表示したときのフォルダ情報を保存して、
以降は保存した情報をデフォルトで表示する仕様になっていたのだった。
(なぜ??)
だから、キャッシュ(一時記憶)をしない設定をファイルに記載してやることで
無事、常に最新情報を見に行くようになるのでした。
ああ、今までの苦労は何だったんだ。